どうも、キリログ(@KiRi_Log_Brz)です。
今回は自分用備忘録、兼友人用のメモ。WordPressを利用したブログをプラグイン「BackWPup」を使ってまるごとバックアップする方法の覚書となります。
Contents
準備 / BackWPup
今回のバックアップで使用するのは下記の2点。
- ①DropBox ※オンラインストレージ
- ②BackWPup ※WPのプラグイン
今回のバックアップを簡単に言えば、ブログ全体の各データ(データベースを含む)を自分のDropboxへ決められた時間に自動的、かつ定期的にバックアップを作成する。というのが今回の記事の内容です
Dropboxのアカウントを持っていない人はこちらからアカウントを作成して下さい。
無料アカウントで問題ありません。
バックアップ専用のDropBoxアカウントを新しく準備した方がいい。
私の場合、日頃使っているメインのDropboxのアカウントとは別に新たにDropboxアカウントを作成し、バックアップ専用として利用しています。
バックアップ専用アカウントを作成した理由
- 日頃使っているDropBoxの容量をバックアップ用に割きたくない。
- パソコンとも同期させているため、毎回同期が入るのがちょっと面倒。
- 間違って削除してしまうことを防止するため。
これに関しては、それぞれの環境に合わせて下さい。
もし新しいアカウントを作成するのであれば、下記URLから作成して頂けると私が幸せになります。
※注意
既にDropBoxのアカウントを持っている場合、同じメールアドレスでは新しいアカウントは作成出来ません。よって、メインとは別のメールアドレスを準備してからアカウントを作成して下さい。
手順 / BackWPup
本記事では、下記の流れで説明します。尚、Dorpboxのアカウントは既に準備済み前提で進めます。
- プラグイン「BackWPup」をインストール
- BackWPupの設定
- Dropboxと連携させる。
- 試しに手動でバックアップ
プラグインのインストール / BackWPup
「ダッシュボード」→「プラグイン」→「新規追加」から「BackWPup」を検索。作成者が「Inpsyde GmbH」であることを必ず確認してインストールして下さい。
バックアップスケジュールを追加 / BackWPup
インストールが完了したら有効化。有効化すると左のメニューに「BackWPup」が追加されます。
そこから「新規ジョブを追加」を選択し、バックアップスケジュールを作成します。
「一般」タブ / BackWPup
【ジョブ名】
自由な設定で可能。デフォルトのままもOK。
【ジョブタスク】
「データベースのバックアップ」と「ファイルのバックアップ」にはチェック必須。他はデフォルトのままで問題なし。
【アーカイブ名】
簡単に言えば「作成されるバックアップデータの名前」を設定する部分。%で始まる単語を組み合わせればバックアップデータが何時何分何秒に作成されたか、データの名前だけで分かる。特に変更する必要なし。
【アーカイブ形式】
バックアプデータの圧縮形式の選択。デフォルトの「zip」で問題なし。
【バックアップファイルの保存方法】
バックアップデータの保存先の選択。「Dropboxにバックアップ」にチェック。
【ログの送信先メールアドレス】
バックアップ処理の際、エラーなどが発生した場合にそれを通知する先のメールアドレスの設定。出来る限り、日頃使っているメアドを推奨。
【メールの送信先】
上記ログのメールを受信した場合の「件名」。デフォルトのままで問題なし。
【エラー】
説明の通り、エラーが発生した時だけメールが来るようにする設定。チェックを外すと、バックアップが実行されるたびにメールが来る。毎日バックアップを取る前提なので、チェック推奨。
最後に必ず「変更を保存」をクリックして下さい。
「スケジュール」タブ / BackWPup
【ジョブの開始方法】
自動でバックアップを行うため「WordPressのcron」を選択。
【スケジューラーの種類】
デフォルトの「基本」で十分。
【スケジューラー】
「毎日」を選択。時間に関しては出来る限り”更新しない時間帯”を選択。
こちらも最後は必ず「変更を保存」をクリック。
「DBバックアップ」タブ / BackWPup
【バックアップするテーブル】
基本的に「wp_」という文字が入っているものは全てチェックを入れる。
【バックアップファイル名】
データベースのバックアップのファイル名。デフォルトのままでOK。
【バックアップファイルの圧縮】
「なし」を選択。
「変更を保存」をクリック。
「ファイル」タブ / BackWPup
基本的には全てデフォルトのままでOK。
「プラグイン」タブ / BackWPup
【プラグイン一覧のファイル名】
インストールしているプラグインの一覧を、テキストデータとして保存した際のファイル名。デフォルトでOK。
※間違ってプラグインを消した場合。何を入れていたかこれを見れば分かると思っておけばOK。
【ファイルの圧縮】
「なし」
「宛先:Dropbox」/ BackWPup
注意ポイント
このタブは「一般」タブの保存方法で「Dropbox」を選択しないと表示されません。
step
1認証コードの取得
右側の「Dropboxのアプリ認証コードを取得」を選択。
step
2Dropboxへのアクセス許可
バックアップするDropboxのアカウントでログインし、下記画面の「許可」をクリック。
step
3認証コードをコピー
表示されたコードをコピー。
step
4認証コードをブログ側に設定する。
WordPressの画面に戻り「Dropboxのアプリへのアクセス」に貼り付ける。
step
5バックアップ設定
【保存先フォルダー】
バックアップが保存されるDropboxのフォルダ名。デフォルトのままでOK。
【ファイルを削除】
設定する数字は「X日分のバックアップ」のXに相当します。
3なら3日分。7なら一週間(7日分)のバックアップを保存する。
出来ることなら一週間が望ましいですが、Dropboxの初期容量は2GBと少ないため、ブログの記事が多くなればなるほど1日分のバックアップ容量が増えていきます。今後を見越して「3日分」あたりが打倒かな?
最後は同じく「変更を保存」をクリック。
容量が不足していれば、エラーメッセージが届くので「ずっとバックアップできていなかった!!」という状況は回避できると思います。
step
6「変更を保存」を押して完了
「変更を保存」をクリックして「認証済み!」と表示されたらバックアップの設定は完了です。
赤文字で「認証されていません!」の場合は、もう一度コードを取得してやり直して下さい。
今すぐ「BackWPup」で手動バックアップする方法
上記バックアップの設定が完了したら「今すぐ実行」で手動バックアップが可能です。
step
1「ジョブ」をクリック
WordPressのメニューから「BackWPup」の「ジョブ」をクリック。
step
2「今すぐ実行」をクリック
作成したバックアップ設定(ジョブ)の項目にカーソルを合わせると「今すぐ実行」が表示されます。これをクリックすることでバックアップが手動で開始されます。
バックアップ中の画面
バックアップ完了画面
BackWPupのバックアップデータを確認
バックアップが完了したらバックアップ先のDropBoxにバックアップデータがあることを確認しておきましょう。
デフォルト設定のままバックアップした場合、Dropboxの「アプリ」→「BackWPup」→「ブログの名前」のファルダの中にバックアップデータが保存されています。
まとめ
Dropboxよりも初期容量の多い「GoogleDrive」へのバックアップは有料版を購入しないとダメ。
バックアップからの復元方法はまた今度。